指月堂
浄土真宗本願寺派源水山真正寺 | 門徒会館・納骨堂
- 用途
- 納骨堂 / 門徒会館
- 工事種別
- 新築
- 構造
- 混構造(木造鉄筋+コンクリート)
- 場所
- 福岡市早良区重留
- 敷地面積
- 1716.61㎡
- 建築面積
- 367.87㎡
- 竣工年月
- 2021年8月
福岡市早良区重留、西油山麓の高台に位置する浄土真宗本願寺派源水山真正寺の門徒会館・納骨堂新築の計画。
地域へ開放し、訪れる人々が感情に触れて、永く愛される場所を思考した。
指月堂へ訪れることはご先祖を敬い、そして自分自身と向き合う事、そしてその時間を有意義に過ごしてもらいたいと考えた。
土砂災害警戒区域に指定されているこの地域では、高さ2M以上の擁壁で建物を守ることが定められている。
通常土砂を受ける擁壁を単独で設けるが、本計画では建物のプログラム要素として取り入れた。
外周部に開口を設けることを制限される一階は、RC壁上部に開口部を設け、枯山水と天窓の柔らかい光、そして心地よい風の抜けで構成され法話や学びと向き合う門徒会館とする。
西区全体と博多湾まで望むことのできる二階は、木造の立軸と水平力を担保するRC壁によってブレースレスとすることで、高い開放性を感じながらご先祖と向き合う納骨堂とした。
CREDIT
- 設計
- 坂本幹男 / 高取未央
- 施工
- 有限会社桑野組
- 構造設計
- 株式会社構造FACTORY
- 照明計画
- 株式会社モデュレックス / 小山良平
- 撮影
- YASHIRO PHOTO OFFICE
PUBLICATION
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